「在宅ワークを始めたい」と考える人は多いですが、実際にどんな在宅ワークを始めればいいかわからず、最初の一歩を踏み出せないという人も少なくありません。
まずは「なぜ在宅ワークを始めるのか」という目的を考えてみましょう。
在宅ワークには種類があり、それぞれに求められるスキル、働き方、報酬体系、将来性などが異なります。
この記事では、あなたが希望する働き方や目的に合った在宅ワークを見つけやすいように、種類別にその特徴を紹介します。
自分に合った在宅ワークがわかるチャートも載せていますので、ぜひ試してみてくださいね。
- 在宅ワークの種類
- 自分に合う「在宅ワーク」
- それぞれの在宅ワークの特徴
- それぞれの在宅ワークの始め方
在宅ワークの種類
在宅ワークには、「内職系」「サポート・事務系」「クリエイティブ」「専門・技術系」があります。
それぞれの特徴や必要なスキル、収入の目安をわかりやすくまとめてみました。
| カテゴリ | 仕事の特徴 | 必要なスキル | 収入の目安 |
|---|---|---|---|
| 内職・軽作業系 （シール貼り、袋詰め、アクセサリー組み立て） | ・手作業中心 ・スキマ時間で働ける | ・ほぼ不要 | 数千円〜3万円/月 |
| サポート・事務系 （データ入力、経理サポート、カスタマーサポート） | ・PC操作が中心 ・正確さ重視 ・事務経験が活かせる ・働き方が選びやすい ・安定した収入が得やすい | ・PC操作スキル ・Excelやスプレッドシートの基礎スキル | 5万〜20万円/月 |
| クリエイティブ・マーケ系 （Webライター、デザイナー、SNS運用、動画編集） | ・スキルで報酬が上がる ・はじめは低単価 ・成果報酬型が多い ・好き・得意が活しやすい ・学び続ける必要あり | ・各仕事に必要な基礎スキル ・営業スキル | 5万〜50万円以上/月 |
| 専門・技術系 （プログラマー、Web制作、コンサル、通訳） | ・専門スキルで単価が高い ・比較的安定した収入 働き方が選びやすい ・学び続ける必要あり | ・各仕事の専門スキル ・営業スキル | 20万〜100万円以上/月 |
始めてみたい在宅ワークが、「希望する働き方ができそうか」、「必要なスキルはあるか」、「収入は1ヶ月でどのぐらいになりそうか」を確認してみよう
目的にあった在宅ワークが選べるといいですね。
あなたに合う「いい在宅ワーク」を診断
それぞれの在宅ワークをもう少し詳しく紹介します。上の図のチャートで、簡単に自分に合う「いい在宅ワーク」が診断できます。
内職・軽作業系
内職・軽作業系の在宅ワークは、スキマ時間でも働きやすく、子育て真っ只中のママや無理をせずに働きたい方に向いています。
デメリットとしては、低単価になりやすいこと、スキルが身につきにくいことがあります。
- 特徴： 手作業中心、スキマ時間の有効活用、低リスクで始めやすい
- 仕事例： シール貼り、袋詰め、組み立て、検品
- ポイント： スキルが不要で未経験からでも始めやすい、単価が低い
事務・サポート系
事務・サポート系の在宅ワークは、業務内容も幅広く、比較的安定した収入が得やすいのが特徴です。働き方も正社員からパートタイム、業務委託などさまざまで、自分に合った働き方がしやすい在宅ワークです。
デメリットとしては、専門性が身につきにくいことや、高収入が見込めないことが挙げられます。
- 特徴： PC操作中心、継続的に安定した収入が得やすい、事務経験があると有利
- 仕事例： データ入力、在宅経理、カスタマーサポートなど
- ポイント： 実務経験があると単価があがりやすい、働き方が選びやすい
クリエイティブ・マーケ系
クリエイティブ・マーケ系の在宅ワークは、自分のスキル、好きなことや得意を活かして働きやすい在宅ワークです。長期的にスキルアップをしたい人や自由度の高い働き方を目指す人に向いています。
デメリットは、収入が安定しにくい、最初は低単価の可能性があることなどです。
- 特徴： スキルが上がることで収入が伸びやすい、自分の強みを活かして働きやすい
- 仕事例： Webライティング、SNS運用、デザイン、動画編集など
- ポイント： 業務委託の仕事が多い、実績を重ねていくことで長く働きやすい
専門・技術系
専門・技術系の在宅ワークは、すでにある専門的なスキルが活かせる在宅ワークです。働き方の選択肢も多く、需要も高いため、高収入が得やすいです。
デメリットとしては、一定以上のスキルが求められること、新しい技術や知識を学び続ける必要があること、が挙げられます。
- 特徴： 専門知識やスキルが必要、高収入が得やすい、働き方も選びやすい
- 仕事例： Web制作、プログラミング、コンサル
- ポイント： 専門性を活かして働ける、働き方が選びやすい、安定した収入が得やすい
在宅ワークの始め方
自分が希望する在宅ワークがわかったら、求人サイトでどんな求人があるかチェックしてみましょう。
求人サイトやクラウドソーシングサイトなど、希望する働き方や職種に合ったサイトにまずは登録しましょう。プロフィールまでしっかり記入しておくと採用されやすくなります。
次に、希望する職種の仕事を探しましょう。カテゴリをしぼって検索すると見つけやすいです。
希望する仕事内容や条件に近い仕事が見つかれば応募してみましょう。
在宅ワークを始めるには、まず仕事に応募して採用されなければなりません。
それぞれの在宅ワークによって、仕事を探す求人サイトや準備は異なります。
たとえば、内職系の仕事であれば、Indeedや求人ボックスといった求人サイトで探せます。注意点は、初期費用がかからないかどうか、支払い条件などの契約内容を事前に確認しておきましょう。
そのほか、事務系やクリエイティブ系、技術系の在宅ワークであれば、希望する雇用形態によって探すサイトを変えるのがおすすめです。
正社員を希望するのであれば、「転職サイト」や「転職エージェント」、業務委託であれば「クラウドソーシングサイト」、専門スキルに特化したサイトを探してみましょう。
詳しくはこちらの記事が参考になります。
参考：在宅ワークにおすすめの求人サイト11選！タイプ別にサイトの特徴も解説
まとめ
在宅ワークの種類は、
- 内職系
- 事務系
- クリエイティブ・マーケ系
- 専門・技術系
があります。
それぞれ特徴があるので、自分が希望する働き方やいくら稼ぎたいか、スキルはあるかなどを軸に選ぶといいでしょう。
「在宅ワークを始めたいけど、どれを選べばいいかわからない」という方は、ぜひチャートで診断してみてくださいね！
参考：スキルなしでも在宅ワークがしたい！40代から始めるなら何がおすすめ？
参考：50代女性がクラウドソーシングの仕事を探す4つのコツと注意点を解説！
