40代女性が未経験からエンジニアを目指した挑戦は、不安と期待が入り混じる大きな一歩です。
「本当に私にもできるの?」
「今から始めるのは遅すぎるのでは?」
そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。
実際に、40代女性が未経験からエンジニアになることは簡単ではありませんが、正しいステップで着実に学びスキルを習得することで実現することも可能です。
この記事では、40代女性が未経験からエンジニアになるための具体的なステップを、現在エンジニアとして働く私が丁寧に解説していきます。この記事を読み終える頃には、あなた自身が目指したいキャリアパスが見えてくるかもしれません。
ぜひ最後まで読んで、エンジニアへの挑戦を始めてみませんか?
エンジニアとは

エンジニアの仕事は、一言で説明するのが難しいほど多岐にわたる専門職です。
大きく分けて、物理的なモノを作る「ハードウェアエンジニア」と、ハードウェアの中で使用するソフトウェアを作る「ソフトウェアエンジニア」の2種類があります。
ハードウェアエンジニアは、コンピューターなど機械を動かす仕組みを設計する機械エンジニア、電気を制御する電気エンジニアなど、わたしたちの生活を支える基盤を構築する重要な役割を担っています。
一方、ソフトウェアエンジニアは、コンピュータープログラムを開発するスペシャリストです。 スマートフォンアプリ、ウェブサイト、ゲームソフト、企業が業務で利用するシステムなど、わたしたちのデジタル社会を支えるソフトウェアを開発します。
さらにエンジニアの役割は大きく「開発系」と「運用系」に分けられます。
開発系は、企画段階から携わり、設計、プログラミング、テスト、そしてリリースまで、システム開発の全工程を担います。 一方、運用系は、既に稼働しているシステムの維持・管理、トラブルシューティングが主な仕事です。
エンジニアになるには自分が何を作りたいか、どんな仕事がしたいかを考えることが大切です。
これが、エンジニアとしてのキャリアを成功させるための第一歩になります。
エンジニア業界の動向

エンジニア業界は、常に進化し続けています。10年前にはなかったシステムサービスが今では当たり前に生活の中で利用されています。
そのため、エンジニアの需要は今後ますます高まると予想されています。とくに、AI関連の技術は注目を集めており、これらの分野に特化したエンジニアは今後需要が増えていくことでしょう。
キャリアアップや柔軟な働き方を目的とした転職も増加しています。大企業への転職や、開発系から運用系へのキャリアチェンジなども増えています。また、経験を活かし、フリーランスや起業を目指す人も増加傾向です。

年齢を理由に諦める必要はありません。40代未経験でも、これらの変化に対応できる柔軟性と学習意欲があれば、十分に活躍できるチャンスがあります。
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今後需要が高くなるエンジニアの分野
今後需要が高くなるエンジニアの分野には、まず「AIエンジニア」があげられます。
AIエンジニアとは、AIと呼ばれる人工知能を使ったシステムの開発、データを活用した機械学習モデルの構築・運用、そしてAIを活用したアプリケーション開発などを行うエンジニアのことです。AIエンジニアは、あらゆる産業で必要とされるため、圧倒的な需要が見込まれます。
次に、「Webエンジニア」です。
Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションを開発・設計・保守するエンジニアです。今では私たちの生活にインターネットは不可欠となっていて、WebサイトやWebサイトで使用するアプリケーションの開発は、今後ますます普及すると予想されます。
最後に、「セキュリティエンジニア」です。
デジタル化が進むにつれ、サイバー攻撃のリスクは増えており、高度なセキュリティ技術を持つエンジニアの需要は急増しています。セキュリティエンジニアには、 侵入検知システム開発・運用、セキュリティ監査、最新の脅威への対応能力が求められます。
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40代女性が未経験からエンジニアになるのは無理?
40代女性が未経験からエンジニアを目指すことに、不安を感じるのは当然です。
「年齢的に遅いのでは?」「女性は不利では?」という疑問を多くの40代女性が抱えていることでしょう。しかし、年齢や性別はエンジニアへの道を閉ざすものではありません。
40代はむしろ強みを活かせる年齢です。長年の社会経験で培った責任感やコミュニケーション能力、問題解決能力は、エンジニアの仕事をするうえでの大きな強みとなります。未経験でも、適切な学習と継続的な努力によって、十分にエンジニアとして活躍できる可能性を秘めています。
重要なのは、年齢や性別であきらめず、積極的に学ぶ姿勢を持つことです。 年齢は、経験という大きな財産に変えられます。 その経験と学習意欲を武器に、新たなキャリアに挑戦してみましょう。
エンジニアに向いている女性の特徴


- 共感力がある
- コミュニケーション力がある
- 几帳面
- 粘り強い
- 発想力がある
「エンジニア」と聞くと、難しいコードを黙々と書く人、というイメージを持つかもしれません。たしかに、プログラミングスキルはエンジニアにとって必須ですが、女性ならではの「共感力」や「コミュニケーション能力」の高さは、チーム開発において大きな武器となります。
どの分野でも仕事はチームで行うものです。チーム開発では、クライアントの要望を正確に理解し、それを設計に反映することが重要です。
そのため、エンジニアにはクライアントやチームの仲間とコミュニケーションを円滑に図ることも重要になります。共感力とコミュニケーション能力の高い女性は、多くの場面で活躍できるでしょう。
また、細かい点に気づける几帳面さも、ミスの発見や品質向上に役立ちます。システム開発は小さなミスが重大なミスにつながる可能性があります。そのため、細かなチェックが常に必要とされます。コツコツと作業を続けられる粘り強さも、プログラミングやシステム開発には不可欠な要素と言えるでしょう。
さらに、女性ならではの視点や発想は、革新的なアイデアを生み出す可能性も秘めています。これらの強みを活かせば、女性がエンジニアとして成功できる可能性が十分にあると言えます。
未経験からエンジニアになるためのステップ


未経験からエンジニアになるには、まず、目指すエンジニアの分野を決めましょう。興味のある分野、得意な分野をじっくり考えます。
次に、オンライン講座や書籍などを活用しITの基礎知識を学び、基礎学習が終わったら自分に合った学習法で本格的な学習を始めます。ここでは、未経験からエンジニアになるための具体的なステップを紹介します。
目指すエンジニアの分野を決める
エンジニアを目指すと決めたなら、まず「どんなエンジニアになりたいか」を具体的に決めましょう。エンジニアは非常に幅広い職種です。漠然とした目標では、何を学び、どうスキルアップすれば良いのか分からず、学習効率も悪くなってしまいます。
Webサイト制作に興味があれば「Webエンジニア」、ゲーム開発に興味があれば「ゲームエンジニア」、スマホアプリ開発に興味があれば「モバイルアプリエンジニア」など、具体的な目標を設定することで、学習内容が明確になり、効率的にスキルを習得できます。
興味や得意分野だけではなく、将来のキャリアパスも考慮しましょう。 それぞれの分野で求められるスキルや、市場のニーズも調べることも重要です。
自分の興味と市場のニーズを掛け合わせた分野を選ぶことで、長く楽しく働き続けられ、高い報酬を得られる可能性も高くなるでしょう。
ITの基礎知識を学ぶ
目指す分野が決まったら次に言語の種類や、システム用語などITの基礎知識を学びましょう。
Excelの基本操作や、データベースの概念を理解するだけでも、データの扱い方が学べ、エンジニアとしての仕事の幅が広がります。
無料のオンライン講座やYouTube動画なども活用することで、手軽にスキルを習得できます。
次に、プログラミングの基礎を学びましょう。 まずは、簡単なHTMLやCSSでWebページを作ってみたり、JavaScriptで簡単な動きを付けてみたりするところから始めると良いでしょう。 初心者向けの書籍やオンラインコースも豊富に存在します。
たとえばProgateでは無料でプログラミングの講習が体験できます。いろいろな言語の講習を受講し、自分に合った言語を見つけるのもいいでしょう。
プログラミングの世界は、常に新しい技術が登場しますが、基礎をしっかり固めておけば、どんな変化にも対応できます。
無料で学べるオンライン講座はこちらの記事から見つけられます


言語を決めてプログラミング学習をする
本格的なプログラミング学習を始める前に、学ぶ言語を決めましょう。
プログラミング言語にはHTML、CSS、JavaScript、Python、Javaなど、さまざまな言語があります。
目指すエンジニアの分野によって学習する言語は異なります。 たとえばWebエンジニアを目指したいならHTML、CSS、JavaScriptの習得が必須です。AIエンジニアを目指したいならPythonが中心になります。
自分の学習スタイルや予算、そして目指すキャリアを考慮して、最適な言語と学習方法を選びましょう。 焦らず、着実にステップアップしていくことが重要です。
独学
独学では、YouTubeや書籍、参考サイトなどを活用して、自分のペースで学習を進めることができます。ChatGPTやPerplexityなど、AIツールに頼るのも一つの手段です。
独学で習得する場合、場所や時間に縛られずに学習できることや、費用を抑えられるといったメリットがある一方、ひとりで学習するため、モチベーション維持が難しいというデメリットもあります。
ひとりでも学習を継続できる自信がある、費用をあまりかけたくない、という方に適した学習方法です。
スクール
オンラインスクールや対面型のスクール、マンツーマン指導など専門家に教えてもらうことで、効率的にスキルを習得できます。同じ道を目指す仲間もでき、モチベーションアップにもなるでしょう。学習に行き詰った時に相談ができる環境があると、早い段階での課題解決ができるので短期間でスキルアップを目指せるメリットがあります。その一方で、学習する費用は高くなります。
ひとりでは学習が継続できない、多少費用がかかっても専門家に教えてもらいたい、という方に適した学習方法です。
ITスキルを学ぶなら「デイトラ」がおすすめ!こちらの記事で詳しく解説しています


ポートフォリオの作成
最後に、実際に学習したことやスキルを伝えるためのポートフォリオを作成しましょう。エンジニアの就職活動では、ポートフォリオが合否を大きく左右します。 作成したWebサイトやアプリ、開発したプログラムなどを掲載し、スキルを具体的にアピールしましょう。
単なるスキルリストではなく、実際にあなたが制作した成果物を提示することで、あなたの能力を客観的に証明できます。
ポートフォリオは、採用担当者があなたの技術力や問題解決能力、そして独創性を評価する重要な資料となるため、丁寧に作成することが大切です。
完成度の高いポートフォリオは、あなた自身の価値を高め、内定獲得の可能性を高めてくれます。
そのため自身のスキルを最大限に表現できるよう、工夫を凝らして制作しましょう。
まとめ





この記事では、40代女性が未経験からエンジニアになるためのステップを解説しました。
40代女性が未経験からエンジニアになることは、決してラクな選択ではありませんが、エンジニアとして働ける可能性は十分にあります。 年齢や性別は関係なく、 重要なのは強い意志と継続的な努力です。
自分の好きな分野と市場のニーズを調査し、目指すエンジニアの道が決まったら、学習を継続することが重要です。一歩ずつ着実に進んでいけば、あなたもエンジニアとして活躍できるでしょう。
転職を迷っているなら、今がチャンスです。
新たなキャリアの扉を開き、充実した人生を送りましょう。 あなたの挑戦を心から応援しています!
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