「データ入力」は、未経験からはじめやすく、スキマ時間を使ってできる在宅ワークです。パソコンのスキルにもよりますが、週5〜6時間の稼働で1ヶ月2〜3万円稼ぐことは可能です。
この記事では、データ入力でどのぐらい稼げるか、報酬の目安とメリットデメリットを紹介しています。
これからデータ入力を在宅でしたい人、副業として始めたい人はぜひ最後までご覧ください!
- データ入力の仕事内容
- データ入力でどのぐらい稼げるか
- データ入力で報酬を上げる方法
- データ入力のメリット・デメリット
データ入力はどんな仕事?

データ入力の仕事は、手書きのデータやアンケートの回答、顧客情報などを、パソコンを使ってエクセルなどのフォーマットに入力する仕事です。
具体的には、データ入力には次のような求人があります。
- アンケート結果や顧客情報をエクセルなどに入力する作業
- 画像や音声の文字起こし
- ECサイト(メルカリやebayなどの物販サイト)商品情報の入力、更新作業
など、未経験からでも取り組みやすいシンプルな作業が中心です。
タイピングや表計算ソフトの基本操作など、パソコン操作の基礎があれば業務に取り組めます。

すきま時間を使って始めやすい在宅ワークの仕事の一つです。
在宅で「データ入力」どのぐらい稼げる?
データ入力は、在宅で未経験から始めやすい業務が多い反面、仕事あたりの単価が低くなる傾向にあります。
アンケート結果や顧客情報の入力であれば、1文字0.1〜0.5円程度、時給1,000円程度になることが一般的です。
テキスト入力(アンケート・顧客情報) | 商品情報入力(ECサイト) | |
---|---|---|
報酬相場 | 1文字 0.1〜0.5円 | 1件あたり5〜100円 |
月収の目安 | 月20時間稼働: 約1〜2万円 | 月20時間稼働: 約2万円 |
低単価になりやすい理由は、特別なスキルや資格が必要なく、専門性求められないことにあります。誰でも比較的すぐに始められるため、多くの応募者が存在するからです。
データ入力で収入を上げるには?


報酬が低くなりやすいデータ入力ですが、収入を上げていくには次の方法があります。
- タイピングの速さと正確性の向上
- 継続案件の獲得
- 専門性が活かせる案件を探す
具体的に解説します。
タイピングの速さと正確性の向上
データ入力で収入を上げるには、タイピングの速さと正確性が重要になります。
文字単価や1件あたりの単価で報酬が決まっていることも多く、タイピングの速さが収入に直結します。
短時間で多くの案件がこなせるように、オンラインの練習サイトなどを使用してスキルアップを図りましょう。
継続案件の獲得
継続案件を獲得することも収入を上げるポイントです。
なぜなら、継続案件が獲得できると、任される業務範囲が広くなり、それに伴って収入も高くなるからです。作業に慣れることで効率よく業務を進められるようになる点も、時間単価を上げる大切な要因になります。
専門性が活かせる案件を探す
データ入力の中でも、これまでの経験や専門性が活かせる業務が選べると収入が上がりやすいです。
たとえば、
- 医療事務の経験→ 医療関連のデータ入力
- 法律関連の事務経験や知識→ 法律関連の文書入力
- 経理経験→ 会計データの入力
など、専門性のあるスキルがあると、単発の仕事だけではなく正社員としても働きやすくなり、長期的なキャリア形成にも役立ちます。



得意分野やこれまでの経験を明確にし、それを活かせる案件を探してみましょう。
データ入力のメリット


データ入力のメリットは以下の3つです。
- 未経験から始めやすい
- スキマ時間で取り組みやすい
- 求人募集が豊富
未経験から始めやすい
データ入力の一番のメリットは、パソコンと通信環境があれば、未経験からでも始めやすい点です。タイピングの速さや正確さはデータ入力で稼ぐには不可欠ですが、特別なスキルは必要ありません。
スキマ時間で取り組みやすい
データ入力の仕事は在宅ワークが多く、家にいながらスキマ時間で取り組むことができます。業務量に合わせて、自分のペースで作業が進められるので、時間を有効に使えます。
たとえば、小さなお子さんがいる家庭でも、子どもが寝ている間に作業をしたり、土日の空いた時間だけ働いたり、といった働き方ができます。本業以外に、少し副業収入を得たいという方も負担なく働きやすいでしょう。
求人募集が豊富
データ入力を外注している企業や個人事業者は多く、求人募集も多い傾向です。
単発での募集や継続依頼の求人など、働き方もさまざま。注意したい点は、単発の仕事は手軽に始められてスキマ時間で働きやすい反面、文字単価や1件あたりの単価報酬型になることが多く、低単価になりがちなことです。
一方、継続依頼のデータ入力の仕事は、時給制の案件が多く、働き方の自由度は低くなりまが、稼働時間によっては安定して月10万円程度稼ぐこともできます。
さまざまな求人があり、希望する働き方に合わせて働ける柔軟さもメリットの一つです。
データ入力のデメリット
メリットがあるものには当然デメリットもあります。デメリットは以下の通りです。
低単価になりやすい
データ入力は、低単価になりやすいという点が一番大きなデメリットです。
未経験からでも始めやすい業務は、応募する人も多いため低単価になりやすく、最近では、AIが業務の一部を代替できることもあり、さらに単価が低くなっています。
これまでに事務などの経験がある人は、単発のデータ入力の仕事ではなく、継続的に受けられる仕事がおすすめです。
将来性が低い
データ入力は、将来的に専門的なスキルが伸びにくく、長期間続けていても報酬が高くなる見込みがあまりありません。
在宅ワークをはじめるきっかけとして取り組むのには向いていますが、キャリア形成上のメリットは低いと言えます。
単調な作業で飽きる
データ入力は、単調な作業が多く、変化がある仕事が好きな人は飽きる可能性があります。
コツコツと続けていても報酬が上がりにくいため、モチベーションを保つのが困難です。専門性よりも作業量で稼ぎたい人、同じ作業の繰り返しが苦にならない人には向いています。
データ入力以外の未経験から始めやすい在宅ワーク


データ入力以外にも、未経験から始めやすい在宅ワークはあります。それぞれの在宅ワークの特徴を紹介します。
Webライター
Webライターは、ホームページやWebサイトなどのWeb上の文章を書く仕事です。
未経験からも始めやすく、実績を重ねることで報酬を上げていけます。Webライターとデータ入力は似ているところもありますが、大きな違いはSEOやマーケティングなどの、汎用性のあるスキルが身につくところです。
これらのスキルを活かして、業務内容の幅を広げて転職や独立を視野に入れて働くことも可能です。
オンライン秘書・バックオフィス業務
オンライン秘書やバックオフィス業務は、データ入力よりも少し専門性のあるスキルが求められます。
オンライン秘書は、企業の社長や個人に依頼されたリサーチ業務や日程調整、資料作成など、多岐にわたる業務を行います。
バックオフィス業務は、企業の経理や人事などの事務仕事をオンラインで行う仕事です。これまでに事務経験がある人は、即戦力として活躍しやすく、需要がある在宅ワークです。収入も比較的安定して得やすい仕事です。
SNS運用代行
SNS運用代行は、企業や個人に代わってSNSを運用する仕事です。
SNS発信が好きな人や、これまでにSNSアカウントを運用してきた経験がある人に向いています。SNSの運用を依頼したい企業も多く、クラウドソーシングサイトなどを通して求人も見つけやすく、比較的始めやすい仕事と言えます。
動画編集
動画編集も未経験からでも始めやすい仕事です。動画を編集するためのパソコンや、ツールを購入する初期費用が必要にはなりますが、スキルはYoutube視聴などの独学でも身につけられます。
データ入力と同様に、最初は単価が低くなりやすい点がデメリットです。ただ、動画編集は実績を重ねてスキルが身につくと、報酬も上がっていきます。



これらの仕事は、実績を重ねることで収入を上げられる可能性がありますが、専門的なスキルを身につけるだけではなく、営業力も大事になってきます。
「データ入力」の在宅ワークに関するよくある質問
ここでは、「データ入力」の在宅ワークに関するよくある質問をまとめています。
在宅のデータ入力の仕事を探すにはどこがおすすめ?
在宅ワークのデータ入力の仕事を探すには、クラウドソーシングサイト、求人サイトがおすすめです。
有名なクラウドソーシングサイトでは、クラウドワークスやランサーズがあります。
そのほかに、求人サイトでもデータ入力の仕事がたくさん募集されています。求人サイトでは、単発の仕事だけではなく、時給制の仕事も多いのが特徴です。
データ入力に向いている人は?
データ入力に向いている人は、コツコツと作業ができる人です。集中力を切らさずに、作業量をこなせる人に向いています。
タイピングが得意な人、誤字脱字なく正確に入力ができる人、在宅で隙間時間を有効に使いたい人にも向いています。
データ入力に必要なパソコンスキルは?
データ入力に必要なパソコンスキルは、基礎的なITスキルと言えます。
入力するスピードが早い方が作業効率がよいので、タッチタイピングはできた方が有利です。基本的なスプレッドシートなどの使い方を理解しておく必要もあります。
データ入力は在宅でお小遣いを稼ぎたい人におすすめ!
データ入力は、未経験から始めやすい在宅ワークの一つです。
だれでも始めやすく隙間時間を有効に使えるといったメリットがある一方で、稼げる金額が2万円程度になるといった、低単価によるデメリットがあります。
同じデータ入力であっても、これまでに事務の経験がある人は、スキルが活かせる仕事で安定収入を得ることもできます。
将来的なキャリア形成や収入アップを目指し、データ入力以外の在宅ワークを探してみるのも一つです。


自分の希望する働き方が見つかるといいですね!