リスキリング関連サービス・紹介記事制作します >> 記事制作を依頼する

女性エンジニアのキャリアインタビュー!現場のリアルな仕事内容や働き方

女性エンジニアキャリアについてインタビュー!仕事内容や働き方のリアル
  • URLをコピーしました!

PR アフィリエイト広告リンクを含みます

エンジニアになる女性は年々増えていると言われています。

その理由には、これまでに比べて、女性エンジニアが働きやすい環境が整えられていることがあります。

実際のところ、エンジニア業界は変化しているのか、女性も働きやすい環境があるのか?

それを知るために、女性システムエンジニアとして20年のキャリアを築いているイロハさんにインタビューしました!

イロハさんは、このメディアにもライターとして携わっていただいています。

エンジニアになったきっかけや仕事内容、働き方、キャリアについて伺いました。これからエンジニアを目指したい女性の方に向けて、エンジニア業界のリアルな最新情報がわかる内容になっています。

エンジニアのキャリアに迷う女性の参考になれば幸いです。

目次

女性エンジニアのキャリアインタビュー!まずは仕事内容から

女性エンジニア仕事内容

まずは、お仕事の内容から教えてください

イロハさん

銀行の社内システム開発です。社員が日々の業務をスムーズに行えるためのシステムを作っています。

どのような業務がありますか?

イロハさん

社員から直接依頼を受け、「どんなシステムが必要なのか」「どのような機能がほしいのか」詳しく話を伺い、実現可能なシステムの設計書を作成します。
そのあと、設計書に沿ってにシステムを構築し、複数のテストを行って不具合がないか確認。システムが稼働した後も、保守・メンテナンスを行い、常に安定して使えるように維持管理します。
常に最新の技術を学び、より良いシステムを提供するために日々努力しています。

働く環境について教えてください。リモートワークはされていますか?

イロハさん

週に1日はオフィスに出社し、残りの4日間はリモートワークという体制をとっています。 時差勤務も可能で、出社日や勤務時間については、基本的に自分で自由にスケジュールを組むことができます。

ほとんどリモートワークなんですね、困ることはないですか?

イロハさん

フルリモートワークも可能ですが、担当者との打ち合わせやチームメンバーとの情報共有は、対面で行う方がスムーズにコミュニケーションが取れるケースが多いと感じています。
そのため、週に1回はオフィスに出社して、顔を見ながら議論したり、ちょっとした雑談を通して関係性を深めたりする時間を大切にしています。

働きやすい環境だと思いますか?

イロハさん

はい、集中して作業したい日は自宅でじっくりと取り組むことができ、対面での打ち合わせが必要な日はオフィスに出社するなど。
自分の状況に合わせて柔軟に調整できるので、働きやすい環境だと感じています。

エンジニアを目指したきっかけは?

エンジニアを目指したきっかけ

エンジニアになろうと思ったきっかけはなんですか?

イロハさん

新卒で入社した会社では営業事務を担当していました。
しかし、毎日大量の書類整理やデータ入力に追われる日々は私にとって苦痛でした。
膨大な作業に長時間を費やし、それでもミスが出てしまう。そのことに次第にストレスを感じるようになったのです。

業務内容にストレスがあると辛いですよね。

イロハさん

そこで、どうすれば効率的に作業を進められるのかを考え始め、独学でプログラミング勉強を開始。
小さなツールやシステムを自分で作ってみるうちに作業が劇的に効率化していくのを実感しました。

独学で勉強されてシステムを作られたのですか?

イロハさん

はい、その成果を上司や先輩に見せたところ、大変喜んでいただき私の仕事への取り組み方を評価していただきました。
その経験を通して、システム開発の力によって業務を効率化し人々の負担を軽減できることに大きな喜びを感じ、エンジニアへの道を志すようになりました。

どのように独学でスキルを習得されましたか?

イロハさん

私がエンジニアとしてのスキルを習得した20年前は、現在のようにGoogle検索やAIを手軽に利用できる環境がなかったため、ITの基本的な知識は専門書を読み漁って学びました。
プログラミングスキルについては、先輩エンジニアが開発したシステムを解析し、記述されているプログラミングコードを参考にしながら習得していきました。

エンジニアスキル

エンジニアになるために最低限必要なスキルを教えてください。

イロハさん

最低限必要なスキルとして、まずプログラミングスキルは必須です。
どのプログラミング言語を学ぶかは、目指す分野によって異なります。はじめは、プログラミング言語を一つマスターし、実際にプログラムを書いてシステムを動かせるようになれるといいですね。「コンピューターが情報をどう扱うか」というシステムの基本的な仕組みが理解できるようになります。

実際にエンジニアとして働き始めたときに、理想と現実の
ギャップはありましたか?

イロハさん

大きなギャップがありました。エンジニアはひたすらコードを書く仕事だと思っていましたが、実際は人と対話し、課題を整理する時間が非常に多いことに驚きました。

具体的にはどのようなことでしょう?

イロハさん

たとえば、依頼内容を正確に把握するために、何度も担当者からヒアリングを行わなければなりません。
また、開発したシステムが正しく機能するか、テストで発見された不具合を修正し、より良いシステムにするための改善案を提案することも、重要な仕事の一つです。
このように、プログラミング以外の業務が多岐にわたり、当初はその多さに戸惑ったのも事実です。しかし、「人と対話しながら課題を整理する」その仕事が、システムを作る上で重要だということを学びました。

女性エンジニアのキャリアについて

20年にわたりエンジニアをされてきて、仕事内容や現場での役割は
どのように変化しましたか?

イロハさん

エンジニアとしてのキャリアをスタートした頃は、まだスキルも経験も浅かったため、クライアントや先輩エンジニアから指示された通りにシステムを構築するのが主な仕事でした。
しかし、長年に渡り様々なシステム開発に携わる中で、「システム全体の設計」や「より良いシステム構築のための提案」ができるようになりました。

システム開発のスキルだけではなく、良い提案ができることも大切な役割なんですね。

イロハさん

以前は気づかなかったような潜在的な問題点や、改善点を見つけることができるようになり、現在は自ら積極的に提案を行っています。
ほかにも、後輩エンジニアに対して、「設計書の作成方法」や「クライアントへの効果的な説明方法」など、システム開発以外のスキルについても指導・教育を行う機会が増えています。

キャリアチェンジを考えたことはありませんでしたか?

イロハさん

新卒で入った会社の営業事務から、エンジニアに転身したことが私にとって、一つの大きなキャリアチェンジでした。
しかし、エンジニアになってからは、他の仕事へのキャリアチェンジを考えたことはありません。
それは、理解のある上司や同僚に出会ったことや、職場環境に恵まれたことによるものだと思います。

職場の環境は大切ですね。そのほか、女性エンジニアが良い環境で働くために、重視するポイントはありますか?

イロハさん

女性がエンジニアとしてキャリアを築く際には、ワークライフバランスを重視できる企業を選ぶことが重要だと思います。
エンジニアといっても、その働き方は様々です。 クライアント先に常駐して勤務したり、夜勤がある仕事もあります。
育児や介護と両立したい女性にとっては、こうした勤務形態は大きな負担となるかもしれません。
女性エンジニアが良い環境で働くためには、柔軟な勤務体系やリモートワークの導入といった、ワークライフバランスを考慮した働き方ができる企業を選ぶことをおすすめします。

エンジニアに向いている女性の特徴は?
  • 課題を解決することが得意
  • 効率よく作業がしたい
  • コミュニケーション力がある
  • 「ものづくり」が好き
  • 学習意欲がある

これからエンジニアを目指す女性に向けてのメッセージ

エンジニアを目指す女性へのメッセージ

AIが進化したことによって、「エンジニアの仕事は奪われる」と言われることもあります。実際はどうでしょうか?

イロハさん

AIはエンジニアの作業を大きく支援してくれる反面、将来、単純な作業はAIに置き換えられる可能性があります。実際、一部のエンジニアの仕事は奪われると思います。
しかし、現時点ではAIは完璧ではありません。AIが生成したコードは必ず人間によるチェックと修正が必要であり、高度なスキルを持つエンジニアは依然として必要とされています。

これからエンジニアを目指すなら、どのようなスキルが求められますか?

イロハさん

AIを活用しながら、より高度なスキルを身につけていく必要があります。
たとえば、「AIに何をどのように作らせるかを的確に指示する能力」や「AIが生成したシステムの不具合を発見し解決できる能力」です。
AIでは対応できない高度な問題解決をするスキルが不可欠となると思います。

エンジニアになりたいと思っている女性の方に向けて、エンジニアの
仕事の魅力を教えてください。

イロハさん

エンジニアの仕事は、やりがいのある仕事です。
まず、ものづくりの楽しさがあります。 自分が作ったシステムが多くの人たちの業務を効率化し、会社全体の生産性を向上する手助けになる、その達成感は格別です。
次に、常に様々な知識を学び続けられることです。IT業界は技術革新が非常に速く、常に新しい技術や知識を学ぶ必要があります。 業務がマンネリ化することなく、刺激的な環境の中で働くことができます。 自分のスキルが上がっていくのを実感できるのも、この仕事の面白いところです。

女性が働きやすい環境があるのもいいですね。

イロハさん

はい、柔軟な働き方が可能なケースが多い点も大きな魅力です。 近年では、リモートワークやフレックスタイム制などを導入している企業が増えているので、ライフスタイルに合わせて働きやすい環境が選択できます。

エンジニア魅力

反対に、女性エンジニアになる前に知っておいた方がいい注意点は
ありますか?

イロハさん

技術の進化が非常に速いことです。これは魅力でもありますが、IT業界は常に新しい技術が登場するため、学び続けないとあっという間に置いていかれてしまう。そのような危機感が常にあります。
エンジニアは、新しい技術を学び続けるための努力と、継続的な学習が不可欠です。 私も、最新技術へのアンテナを張り、ネットやAIを駆使して学び続けています。

ほかにもありますか?

イロハさん

もう一つは孤独感です。 集中して作業することが多いので、周囲とのコミュニケーションが不足しがちになる可能性があります。 特にリモートワークで作業する場合は積極的にコミュニケーションを取り、相談できる相手を見つける努力をすることが、モチベーション維持やストレス軽減に繋がります。 チームワークを大切にし、周囲との良好な関係を築くことも重要です。

今回はご協力いただきありがとうございました!これからエンジニアを目指す女性にとって、リアルな現場の情報が伝わるインタビューとなりました。

イロハさん

ありがとうございました。

イロハさんが書いた「エンジニアになるための具体的なステップ」の記事はこちら

女性エンジニアのキャリアインタビューまとめ

女性エンジニアインタビューまとめ

インタビューをさせていただいた内容から、女性エンジニアの働く環境は、ワークライフバランスを維持しやすい環境であると言えます。

育児や介護との両立がしやすいかどうかは、40代以降の女性にとって重視したいポイントです。

エンジニアの魅力は、

  • 自分のスキルで多くの人に喜んでもらえる
  • 新しいスキルを学ぶことで常に成長できる
  • 在宅ワークがしやすい業務内容
  • 柔軟な働き方が可能

などです。

一方で、「学び続けていないと置いていかれる」といった危機感があるということもわかりました。

どの職業にもメリットとデメリットはあります。AIの進歩によってもさまざまな意見が見られますが、学び続けられる人にとっては、エンジニアの仕事は今後も魅力的な職業となり得ると思いました。

女性エンジニアのメリット・デメリットについてはこちらの記事で詳しく紹介!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ライター / 「女性の働き方・リスキリング」をテーマにしたブログです。私自身のリスキリング経験から学んだことや、女性の働き方・キャリアに関する情報をわかりやすく記事にしています。
これから新しいことに挑戦しようとする女性を応援しナビゲートするメディアを目指して運営しています!

目次